切削速度は切削材料や厚みに応じて決定してください。適切な切断速度により、切断効率が向上するだけでなく、切断品質も向上します。ここでは、切断速度の違いが切断品質に与える影響を示します。
送り速度の増加が切削品質に及ぼす影響:
表面に大量の火花が発生しますが、完全に基板を切断することはできません。切断面はノロがなく非常に粗いです。
図に示すように、切削送り速度が大きすぎるため、基板を切り落とすことができず、切削断面がストリップに傾き、下部にスラグが発生します。
送り速度が遅い場合の切削品質への影響:
溶ける現象が起こるでしょう。切断面は非常に粗いです。
切り口が広くなり、小さな丸い角や鋭い角で広い領域が溶けてしまい、理想的な切断結果が得られません。
生産能力を削減します。
切削送り速度の選択:
切削火花の大きさに応じて、切削送り速度が大きいか小さいかを判断します。通常、火花飛散は垂直面内で上から下の方向に切断されます。火花の方向が傾いている場合は、送り速度が大きすぎることを意味します。火花飛散が不拡散以下の場合は、送り速度が小さすぎることを意味します。以下の図を参照して、適切な切断速度を選択してください。切削速度が適切であれば、切削面は滑らかで、底部にノロの発生もありません。切断火花の形状と位置